
【ジオラマ製作応援隊】
3DCAD/DSmechanicalを使って、トタン屋根を作ってみよう!
今回は、3Dプリンターで印刷する際のデータ作りに、初心者でも大変、扱いやすい
3DCADの『DSmechanical』を紹介したいと思います。
サブスクでプランアップしなければ、無料で利用できますので、ご興味ありましたら
ぜひ、チャレンジされてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、今回は、家屋のトタン屋根を簡単に説明しながら、作ってみたいと思いますので
こんな風に印刷用データができますという内容です。
まずは、ソフトのダウンロード先リンクを貼っておきますので、『EXPLORER』という
無料で利用できるプランを選択し、ダウンロード・インストールしてください。
ダウンロード先:
https://www.rs-online.com/designspark/mechanical-download-and-installation-jp
また、有料ですが、ソフトの詳しい使い方をまとめましたPDFを販売されておりますので
とても参考になるかと思います。
https://note.com/karakuri_neko1/n/n7e999c25b688
では、進めてまいりますね。
まずは、CADのインターフェース画面です。

基本的にソフトを立ち上げ、新規作成をクリックしますと、この画面になります。
でも、斜めだと図面が引きにくいと思われる方もいらっしゃると思いますので
赤■をクリックしますと、正面になります。
↓こんな感じになります。

そのまま、スケッチモードで、線を引いていきます。
上部のスケッチコーナーの色が変わっている直線をクリックして選択します。
一点をクリックし、そのまま、移動させると線が自動で伸びていきますので
希望するところで、再度、クリックすると、定着します。

下記のように図面を引いてください。寸法は、希望する値で構いません。

赤い□のプルを選択しますと、画面がスケッチモードから、立体の画面に
切り替わります。先ほど描いたものが、面となって表示されます。
これをサーフェス(面)と言います。

次にそのサーフェスを選択すると、カラーが変わります。
上のメニューから、『プル』を選択します。

そのまま、奥へドラッグしてください。
寸法を書きこむ□の中に希望の寸法を記入します。
屋根のベースとなる形状が出来ました。
これを『ソリッド』と言います。

次に、棟板金を作ります。
端部の面を選択後、赤い□のプレーンのボタンを選択します。
プレーンが表示されました。

プレーンをクリック後、直線を選択します。
そのまま、そのプレーン上に、下記のように、図面を引きます。

上のメニューより、『プル』を選択します。
このような画面表示になります。

ここで、プレーンを削除しておきます。
プレーンの淵を選択後、右クリックの画面で、削除を選択します。
*削除しなくても、非表示にしても構いません。

描いたサーフェス(面)を奥へドラッグします。
先ほどの屋根のベースと同様です。

トタン屋根の棟板金の部分が出来ました。

ちなみにソリッドを移動すると、スケッチ線は、ついて行かず、そのまま
残ります。

屋根の面を選択後、上のメニューより、『分割』を選択します。
板金の端線を選択し、右へ移動すると寸法を書き込む欄が表示されますので
きぼ希望する値を入れてください。

瓦棒の幅に、2か所に分割線を入れておきます。
*スケッチモードで直線や□を描いても可。

上のメニューから『プル』を選択し、分割した個所を選択後、上にドラッグします。
寸法は、作りたいスケールの寸法にします。
*弊社のジオラマ製作応援隊mの記事の中に『スケール別模型化寸法』のページ
がございますので、ぜひ、参考にしてください。

次に数字の順にクリックして選択します。
ここでは、パターンを使って、瓦棒を作りたいと思います。
あらかじめ、右側に補助点線を描いておきます。

そのまま、補助点線まで、マウスを右へ動かしてください。

下記のような表示になります。
数□のところには、数字の個数分、等間隔にコピーされます。
*ここでは、細かい寸法設定はいたしません。

瓦棒の完成です。

通常、トタン屋根の棟板金は、屋根の端まではございませんので
その部分を削除します。
先ほど行ったメニューより『分割』を選択し、面を選択後、画像のあたりで
分割しておきます。
*一段下の箇所も同じように分割します。

1を選択後、キーボードのCtrlボタンを押しながら2を追加選択します。
3は、どこどこまで移動するという意味のツールです。
4をクリックすると、1と2を4まで下げるという意味になります。

このような結果になります。
綺麗にフラットになりましたね。

さて、次に破風板の部分を作ります。

面を選択後、『分割』で、画像のように分割します。

幅の広い方を、プルで少し押し込みます。

破風板が出来ました。

完成画像です。
さらに、ディテールを追求できますが、ここまでにしておきます。

番外編
*サブスクで、月に1,760円の『CREATORプラン』にすると、ミラーが利用できます。
大変、便利ですので、おすすめです。
ミラーの使い方
メニューより『ミラー』を選択後、下記の面を選択します。

選択すると、ミラーのサーフェスが表示されます。
メニューの選択をクリックすると、サーフェスがソリッドに変わります。

若葉マークのようなものが表示されているプレーンが、ミラー用のプレーンです。
右クリックで表示の画面から削除できます。

■3Dプリンターで印刷用のSTLファイルに変換します。
メニューのエクスポートオプション出力をクリック、表示の中から3Dプリンタ用
出力(STL)を選択します。
保存場所を聞かれますので、ファイルの名前と任意の場所を選択します。

STLファイルへの変換が完了いたしますと、下記のように表示されます。
これで、3Dプリンターで印刷可能です。

【参考までに】
ちなみに、サブスクのプランを選択したい場合は、別途、申し込みが必要となります。
方法の一つとして、『paypal』の公式ホームページより、口座開設します。
その際に必ず本人確認書類(マイナンバーカードなど)を送信しておきます。
*海外送金を選択します。
『paypal』の指定銀行口座を用意し、紐づけしておきます。例:みずほ銀行など
DSmechanical側でプランを選択後、お支払い方法を『paypal』に指定します。
毎月、自動で引き落とされます。
いかがでしょうか。
現在では、多種多様な3Dプリンターも各メーカーから発売されており、家庭機と
されている機種でも非常に精密に印刷ができる時代になってまいりました。
皆さんも3DCADにぜひ、チャレンジして、モノづくりを楽しんでくださいね。
心和むジオラマ専門店
ジオラマ・オンライン工房
https://diorama-online.com/
*記事の内容につきまして、質問等はいたしかねます。御了承ください。

