ジオラマ製作応援隊-広葉樹の幹と枝の作り方
以前、針葉樹の作り方を掲載いたしましたので、今回は広葉樹の幹と枝の
作り方を公開したいと思います。
製作方法は、ほぼ同様ですが、もう少し、細かく枝の作り方を記載
させていただきましたので、皆さんのご参考になれば幸いです。
ハンドメイドで作る樹木もあなたらしさが演出できる方法の一つです。
ぜひ、チャレンジしてみて下さいね!
☆今回、使用のワイヤー:フラワー用ワイヤー(ハダカ線:30番)
■工程1 まず、根の部分を作りましょう!
今回、ここでは、長さ約120mmのワイヤーを40本ほど束ねて製作してみたい
と思います。完成時の高さは、枝の方向などに左右されてしまいますが
約60〜70mm前後、幹の太さは、約5〜6ミリ程度となります。
使用するワイヤーの太さ、束ねる本数により、様々なスケールに対応できる
と思いますので、ぜひ、いろいろとお試し下さい。
根の本数は、均等割りでも良いですし、写真のように太いもの、細いものを
作り、リアリティーを追求しても良いと思います。
尚、根の表現が必要ないようでしたら、工程1は、スキップして下さい。
■工程2 枝部分を作っていきましょう!
ここから先は、写真を見ていただいた方が、分かりやすいと思いますので、実際
下の写真をもとに枝を作ってみて下さい。
ポイントは、最初は、指でねじりながらまとめ、その後、ペンチでしっかりと
しめて、束にします。
また、接着の際は、指を接着しないようにご注意下さい。
*接着剤のはがし剤を手元に置いておくと安心です。
完全に接着剤が乾燥したのを確認し、輪をカットして、2つの枝にします。
■工程3 太い枝から細い枝を作りましょう!
まず、大まかな流れを下の写真で把握して下さい。
下段・中段・上段と作業していきますが、この時に枝の方向性や長さなどを
確認しながら、製作していきます。
次の番外編にて、もう少し、詳しい枝の作り方を一例を挙げて、ご紹介します。
☆詳細な小枝の作り方
■番外編(1)
写真の中の輪の部分は、通常、存在しません。
輪より上の部分が、幹から派生する形となります。
■工程4 樹皮となる素材をコーティングしていきましょう!
メタルプライマーの使用は、ワイヤーの錆止め効果や密着力の向上が期待
できますので、あると便利です。また、コーティング後に枝を動かす際には
ジオラマ製作応援隊関連商品:『ワイヤーで作る樹木編』セットの解説書に
記載のある素材をご使用頂きますとコーティングのテクスチャーペイントが
はがれにくくなりますので、オススメです!
*情景テクスチャーペイントは、ダークアースの他、ブラウンもございます。
■最終工程
あとは、ご希望のカラーの葉の素材を接着して、完成です。
薄ピンクの素材を付けますと、桜の表現になります。
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